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先日―――とはいっても、少々前の話になりますが。
雨上がりのある夜。
まだ雨の止んだばかり、ということで、
一層の寒さを増して、路地を風は吹き抜けて行くわけで。
そんな中、私は普段通りに、近場の店へ買い出しに行っていたが・・・。
ふと目を遣れば、暗い路地に男が一人。
壁に向かって話しかけているじゃないですか。
――最初はいかれたゴロツキかと思っていたら、違ったようで。
其処の影からは、純白の――髪?――らしき物がちらり、ちらり。
道行く人は哀れみを向け、助けることは一切しない・・・。
通る者が元より少ない道である、ということも関係しているのだろうか?
誰も、助けようとはしない――。
――そう、男は性質の悪い《人攫い》。
迂闊に近付き下手でも打てば死・・・、いや・・・もしや此方が売り飛ばされる。
『助けたいけれど、関わりたくない。』
そういうことが あるのでしょうね。
けれども、私は咄嗟に其方へと向かって行っていた。
――私は、簡単には死ねない。
そして、――此処から去ることも、多分 ない。
男は、私を知っていた。
《片眼》――。
そう言って、男は去る。残されたのは、(身長的・年齢的な意味で)小さな
少女だった。
余程 怖かったらしい彼女は、泣いてしまった。
・・・・・何だか、昔のベルを見ているようで・・・・。あの時のように、
軽く、でも強く抱きしめた。
とにかく、風邪を引いてもいけないと思って、
店へお招きしたのだけれども。
時間は刻々と過ぎるもので、少し話をしては帰って行かれた。
それにしても、まさかあのお嬢さんが
ベルが怪我をさせた方だったなんて・・・。
また今度、ベルが居る時にいらしてもらいましょうか。
勿論、お詫びをするために、ね。
(お相手:チェンティPL様)
突然のお誘いにも関わらず、ロルして下さり
本当にありがとうございました・・・!
チェンティ様、かわいすぎて和ませて頂きました**
♪お話し大好きですv
♪イラスト描きますーちょこちょこっと。
♪お友達大歓迎!
*氷蓮へのメールはこちら*
違う名前でやっているもう一つのブログの絵を時々載せることがあります^^
オリジナルを描き・書きしてます
こんな亀&へなちょこですが、お相手してくださると大変喜びます**
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